同期生対決は豊昇龍のスピードに軍配 2025初場所7日目

片や 今場所綱取りがかかるあの朝青龍の甥
片や ついに覚醒したかあの大鵬の孫(貴闘力の三男)

思えば同期生。
一時はかなり番付(出世争い)でかなり水をあけられた時期もあったが、今場所レベルの高い次元(王鵬6連勝・豊昇龍5勝1敗)で相まみえられる事、非常に感慨深い。

さて、実際の取組は。
結論を言ってしまえば「スピード差」が如実に出た一番だった。
豊昇龍が立ち合いから早くて強い。間をおかずに突き放し、右のいなしも強烈。王鵬を横を向かせた時点で勝負あり(主導権を渡すことなく)王鵬をほぼ完封した。
体格的な資質からくるすばしっこさ、戦前に立てた作戦を繰り返し頭と体に擦りこみ、遂行させた結果だろう。
三役上位陣が不甲斐ない中、確実に白星を増やしていきたい。本当の山場はこれからだ。

幕内復帰2場所目の尊富士。4日目・玉鷲戦で初黒星を喫したが、敗戦に引きずることなく積極的は相撲を見せてくれている。
この日の欧勝馬戦でも、相手の小手投げに上体が崩れかけたが怯むことなく土俵下にたたきつける感じの押し出し。一敗を守っている。

ここまで負け知らずできている金峰山。
今場所の彼の存在を引き立たせている「重たそうなのど輪」がまた炸裂。
これを立て続けにもらったら対戦者・時疾風もひとたまりもない。
金峰山、無敗を守り幕内土俵を千代翔馬と牽引している。
番付低迷の要因とされた首の痛みも随分状態がいいとか。

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