相撲ファンはこの男の復帰を待ちわびていた。
あの伯桜鵬が3場所ぶりに土俵に戻ってくる。
昨年の初場所、幕下15枚目格付出デビュー。
7戦全勝優勝を決め所要1場所での史上最速十両昇進記録。
この十両だって2場所で通過。2場所目(去年5月夏場所)には14勝を挙げ決定戦に進出(結果、豪ノ山に敗れているが)
その余勢を駆って、翌7月名古屋場所で新入幕。
14日目終了時点で優勝争いの首位を並走(3敗)と大活躍。千秋楽には豊昇龍に敗れ109年ぶりの新入幕優勝は逃したが敢闘賞と技能賞をダブル受賞した。
この豊昇龍戦は敗れはしたものの、制限時間前からの闘志バチバチの睨み合いから凄かった。強く印象に残っている。
ところが7月場所後は左肩関節亜脱臼の為に夏巡業を不参加。
9月・11月場所と全休し、番付を大きく落とすことになった。
聞いたところによれば、この左肩の状態は中学1年生の頃から悪く、7月場所中も3回程度肩が外れることがあったという。
思えば、5月場所から肩周辺をグルグル巻きにしたテーピング姿で出場。
それにしたって、あれだけ内容の伴った相撲で白星を重ね続けるのだから(失礼を含む言い方になるが)「ホントに痛いのかな」とか、ある種のフリやポーズ「陽動作戦」なのかなと個人的には勘ぐったぐらいだった。
しかし、しっかりとした手術とリハビリを行い、時間をかけて治療。
初場所出場に関しては、慎重なスタンスを親方(白鵬)は崩さなかったようだが、本人の強い出場意思表示に「覚悟が決まっているなら出ていいぞ」と最終的には背中を押した。
「7戦全勝優勝する自信もある」と力強く語ったとされる伯桜鵬。
明日の初日に割が組まれており、対戦相手は東幕下6枚目、幕内経験のある実力者・矢後(押尾川)と発表されている。
豪快な相撲を見せてくれ、期待してるぞ!↓↓↓
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