令和5年初場所は9日目を迎えた。
幕内はここまで全勝がなく、8日目まで1敗で貴景勝と琴勝峰がトップで並走しており、今場所もここまで図抜けた存在がいない。なので、今日は嗜好を変えようと思う。
元気ハツラツのイケメン力士、翔猿の9日目までにスポットを当てようと思う。
東前頭筆頭で迎えた今場所、昨日まで全員三役との対戦。勝っても負けても、場内を沸かす人気者である。今日に至るまでをプレイバック。
初日は関脇・豊昇龍に寄り切りで敗れる(1秒6)
2日目・大関貴景勝戦はクセ者をぶり発揮し、はたき込みで勝利する。
闘牛士のようにひらりひらりと貴景勝の猛進をかわし、大関戦勝利!
取組直後のインタビューも秀逸であった。
5日目・霧馬山戦は、まともにいくかと思いきや、右に変化で突き落とし。
何が言いたいかって、翔猿の変化の速さ、まんまと術中にはまってしまった霧馬山の西方に走り去っていくさまの速いこと速いこと(◎_◎;)
8日目・琴ノ若戦では、足技を繰り出す。
左差しの翔猿、小手投げで崩しにかかる琴ノ若。これがすっぽ抜けて、翔猿くるりと回る。
互いの動きを牽制しあう中、翔猿の右足が琴ノ若の右足を襲い、蹴返しで勝利!場内大歓声に包まれた。
174cm・130kgは、いつも懸命で必死である。
多彩な技とスピードでファンを魅了してくれる。
加えてインタビューのやり取りが絶品である(高速)
今場所もまだ6日ある。
一瞬たりとも目の離せないスピード相撲をもっと見せてくれ。