ガガちゃんの相方は、真面目で誠実 ユーモアあり。

 相撲関係のyoutubeチャンネル、代表的なものでは「日本相撲協会公式チャンネル」や、あの貴闘力が角界の闇や裏話を惜しげもなく話してくれる「貴闘力チャンネル」、ジョージア出身の元小結・臥牙丸の「ガガちゃんねる」などがある(他多数)

このガガちゃんねるによく元前頭の阿夢露がよく出演している。

外国人力士として(異国の地で)掴んだ栄光や(裏側にあった)苦労、そして相撲の動作を活かしたトレーナーとして活躍する現在をお伝えしたい。

阿夢露 光大(あむうる みつひろ)ことニコライ・ユーリィヴィッチ・イワノフは、1983年8月25日、ロシア・レソザボズク市に生まれる。

高校卒業後、姉の夫である日本人の義兄に相撲を勧められ、ロシアから来日。相撲部屋の稽古を見て力士たちの努力とパワーを感じ取った。

元・玉麒麟(引退後はプロレスラー)として活躍した田上 明氏から当時の阿武松親方(元益荒雄)に紹介され入門

「夢を持ってロシアから阿武松部屋に来た」との意味を込め、「阿夢露(あむうる)」の四股名がついた。

100㎏に満たない体重と十両を間近にした幕下8枚目の時に、左膝に重傷を負ったりと苦労が続いた(2010年7月場所)
2場所の全休等で三段目まで番付を落とすが、ケガの回復も相まって、復帰後わずか4場所で念願の新十両昇進を果たした(2012年1月場所)

しかし、それもほんの束の間でまた悲劇が襲う。
その新十両の場所で右膝靱帯断裂の重傷を負い、10勝1敗と優勝争いの先頭に立っていながらも13日目から休場して場所を終え、翌場所から5場所連続全休。
阿武松親方は進退を本人に任せていたようだが、阿夢露は諦めなかった。

今度は序二段(44枚目)まで番付を落とすも、復帰したその場所で7戦全勝優勝を皮切りに5勝⇒6勝⇒6勝⇒5勝⇒5勝⇒5勝と勝ち越しを重ね、見事2年ぶりの十両復帰を成し遂げる。

勢い止まらず、更にここから4場所連続勝ち越しで新入幕。
これは初土俵から所要74場所と外国出身力士では最も遅い新入幕記録となった。

その場所を5勝10敗で負け越し、十両陥落も1場所で幕内復帰。
しかし、この復帰から5場所後には、自己最高位となる東前頭5枚目まで昇り詰めた。
2016年5月場所はケガで途中休場となり、これを境に少しずつ番付降下。

2018年5月14日、両国国技館で会見を開き、引退を表明。
記者会見では引退後は日本に留まりスポーツトレーナーを目指す意向を示した。

現在では、千葉県内のジム「フレックス津田沼」でトレーナーとして活躍しており、四股や股割りなど、本物の相撲の要素を生かしたトレーニングを受けられるとある。

では、実際の相撲トレーニングの動画を2つ抜粋。

また、懇意にしている臥牙丸のyoutubeチャンネルに度々出演。

気心知れた臥牙丸との軽妙なやり取りの中にも、誠実な人柄が垣間見える。
そのやり取りがこのガガちゃんねるに無くてはならないものになっているようだ。

阿夢露ことニコライさんも掲載されてます↓↓↓

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