ウクライナ対決の位置づけ、現在から将来へ

 おとといのウクライナ出身対決、安青錦ー獅司は押し倒して安青錦の勝ち。
先場所の(十両での対戦に)続く2回目の顔合わせで、この両者の対戦成績は1勝1敗となった。

この取組の話題性としては、出身国の情勢の悪さだけでなく、今後の相撲界を背負って立ってほしいと託したくなるくらい(お互いが)地力・実力を少しずつ装備していると思うからだ。

年齢は安青錦が20歳(今場所千秋楽で21歳になる)獅司にしてもまだまだ28歳。

取り口は
安青錦が(相手の顔・アゴの下に)頭をつけ、低い姿勢から勝機を探るのが「安青錦型」
獅司は四つ相撲(左四つ)、あり余る上体を活かした豪快な上手投げなんかもあったりする。

外国人力士は何もモンゴルばかりではない。
もちろん国技と称する日本人力士の台頭を何より楽しみにしているのだが…。

現時点では、普通にある(幕内の)一取組。
しかしこの両雄の激突、近い将来には幕内優勝を左右するぐらいの大一番に昇華しているのかもしれない。

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