石崎と松井と草野。
今年、幕下付出でデビューしたエリート3人組。
12日目はこの3人が揃って出場した。結果は2勝(石崎と松井)1敗(草野)であった。
あと、この3人同じくざんばら髪。
石崎涼馬 東幕下22枚目 高砂部屋
ご存知・今場所新入幕、朝紅龍の実弟。
そんな兄・朝紅龍と同じように明徳義塾高校から日体大の変遷を歩んでいる。
実業団でも相撲を取り、初土俵は今年7月、プロ3場所目。
今日は元十両・栃武蔵を寄り倒しで破り、5勝1敗の快進撃でここまで来ている。
(12日目の相撲は)スピードと気迫あふれるいい相撲だった。
松井奏凪人 東幕下17枚目 伊勢ヶ濱部屋
鳥取城北高校などでのアマチュア実績から宮城野(白鵬)の勧誘を受け、プロ入り。
伊勢ヶ濱部屋の転籍を経て現在に至る。プロ5場所目。
6勝以上の勝ち越しはここまでないようだが、負け越し知らず。小幅ながらも番付をじりじりと上げている。本日、琴拳龍に引き落としで勝ち、6番相撲で勝ち越しを決めている。
草野直哉 東幕下7枚目 伊勢ヶ濱部屋
文徳高校(熊本)から日大へ。複数のタイトル獲得後、鳴り物入りで宮城野部屋に入門予定も上述の松井同様、部屋閉鎖の憂き目にあい、伊勢ヶ濱部屋からプロキャリアをスタートさせている(プロ4場所目)話題となったのは、7月場所での西ノ龍(境川)戦。強烈な張り手を受け、担架で運ばれるなんてこともあった。今日12日目は1敗同士で大辻(高田川)に首投げで痛い逆転負け。現在4勝2敗である。
次代を担うであろうこの3力士にも要注目だ。
個人的には、石崎の相撲がとても印象に残りました。