やっぱり横綱が休場になった。
3場所連続の休場、とても残念で寂しい。
師匠(元横綱旭富士)によれば、
「出るつもりでずっとやってきたが、いなされると対処できない」
「膝をかばうために腰を悪くしている。無理するとまた膝を悪くする。そうすると相撲が取れない」
「前に出ると痛みが走る。稽古場でも前に出る相撲はできていなかった」
などなど、悲観的なコメントがあったそうだ。
横綱・照ノ富士の相撲人生を長年・いや今も悩ませ続ける膝の痛みではなく、今度は腰の痛みから発せられた所見である。
思えばこの一番を境に休場が続く↓↓↓
その日(今年7月12日)のブログ投稿、私の論評には「歩くことはおろか、上体とひざがカクンカクンしているようで誰かの支えがないと、倒れてしまいそうと言っても過言ではない」とあった。
翌4日目に「腰椎椎間板ヘルニア及び腰椎椎体終板障害により1ヶ月の加療が必要」として結局それからずっと休場、今場所も(おそらく全休)の判断に至る。
相撲ファンなら誰でも知っているところだが、照ノ富士は大関まで登り詰めたあとに、膝のケガがきっかけで最終的に序二段まで陥落した過去がある。
人間、どこにケガや病気をしても不自由するものだが、膝と腰といったら要所であり急所だ(力士だとなおさら)
相撲興行として考えると肝心要の「横綱」という存在であり、外せないピースだが、番付・立場から見ると今回はやむなしの結論か(横綱という立場相応の相撲が取れないという意味での)
しかし、今度こそ出場を決意した時には横綱人生(力士としての)進退を覚悟しなければならない。
今は我慢のしどころです↓↓↓