宝富士引退により、花のロクイチ組現役関取が完全に消滅。
(当然のことだが)時代の流れや曲がり角を感じるし、見方・見る角度を変えれば(11月で41歳を迎える)玉鷲のスゴさをあらためて実感する。

(宝富士に関しては)9月場所前にも「関取維持を賭けて」という意味合いで投稿させていただいたが、いざ場所に入ってみれば、中日8日目まで4勝4敗とまだまだ可能性があるように思えたが。しかし、ここから先が1勝6敗となり、最終成績5勝10敗で力尽きたか。
年寄「桐山」を襲名。
自身のような「左四つ絶対」「左四つ鉄板」と思えるような後進の育成を楽しみにしたいところだ。
99場所勤めた現役力士生活に、休場の記録は一度もない。
つまり1398回という出場記録は、初土俵から連続出場のままゴールテープを切り、現役生活のピリオドを打っている。
通算連続出場歴代6位という記録を樹立した青森県出身の偉大な力士が土俵を去った。
お疲れ様でした、宝富士 大輔。