最近、聞かなくなった四股名。

 今度の日曜日、12日に初日を迎える大相撲春場所。

日一日と初日が近づくにつれ、稽古に熱が帯びてくるといっ

たネットニュースやSNSがよく目に付くようになった。

ファンの立場としても、それに伴い日増しに胸が高まる。

ところで、私は珍名力士、キラキラ四股名の勝敗や近況調べるのが好きだ。

ふと思ったところで、最近、桃智桜と右肩上という力士、四股名を聞かなくなった気がする。

調べてみた。

桃智桜 五郎丸(ももちざくら ごろうまる)

は、現在 澤勇 智和(さわいさむ ともかず)と2018年1月場所から改名されており、春場所は東序ノ口5枚目に番付されている。
式秀部屋所属。

年齢は46歳、力士在位164場所を数える大ベテランだった。 Wikipediaより

~桃智桜を名乗った理由~

2013年、この年から師匠になった(元・北桜)にタレントの嗣永桃子のファンであり、愛称である「ももち」を四股名に入れたいと申し出たところ承諾されたとか。

名乗っていた期間は、2013年9月場所から、2017年11月場所までの4年余り。

ももちの芸能界引退直後、演歌歌手として活動歴のある父が2017年7月場所中に急逝されたそうで、現在の四股名・「澤勇」はその父の芸名だったそうである。

~記録の数々~

・序ノ口から序二段への昇進29回

・序ノ口在位123場所

・全敗14回(序二段・序ノ口でそれぞれ7回ずつ)

・前相撲の最年長出場記録保持(43歳11ヶ月)   

儚い記録の数々である。

また、話題の東大出身の須山(木瀬)の本割デビュー戦の対戦相手だった。

一方の

右肩上 博保(みぎかたあがり ひろやす)

は、2015年初場所、吉野 博保を経て、同年5月場所より、電山 博保(でんざん ひろやす)と改名、春場所は西序二段62枚目に番付されている。大嶽部屋所属。

中卒からのたたき上げ、年齢は34歳、最高位は東幕下29枚目、力士在位112場所。

貴闘力が師匠時代の2004年3月場所に初土俵。

山口県宇部市出身。

身長175㎝・体重144㎏

 

2009年7月場所から、当時の師匠(元関脇・貴闘力)が「全体が暗いのでみんなが幸せに

なれるように」との思いを込めて名づけたとか。

襲名期間は、(右肩上り・右肩上)合わせて5年余り。

「もう珍四股名ではなくて実力で知られるようになろう」と心機一

転、改名し本名に戻した。その2場所後、現在の電山 博保と改名した。


共通して言えることは、両者100場所以上の力士経験を持つ大ベテラン。

経験に勝るものなし

大ベテラン2人は、春場所も年下の若手力士達をぶ厚い経験値で跳ね返す。

チョコに勝るものなし↓↓↓

功多錦流相撲あんみつ攻略法

相撲みやげ・昔からの定番、あんみつ。

私は大好きだ。

相撲観戦に訪れた際、欠かさず買う。

この相撲あんみつ、私ならではの食べるまでのルーティンがある。

それらを皆様にそっと教えさせていただこうと思います。

① 一番手前(上)にあるフタ(仕切り線・俵入り)を外す。

② 具材入りのフタを逆さにして、具材を落とす。

③ もう一度(仕切り線・俵入り)のフタを手に取り、具材・かんてんが入っている白いカップに対して、逆向きにし、白いカップに入ってる水を切る。

④ みつを万遍なくかける。

⑤ スプーンでよくかき回し、実食!

それだけである。

日持ちのしないものなので、私は一両日中に食べるようにしてます。

本場所の足音が日増しに大きくなってきた。

今度の日曜日に初日を迎える。

相撲あんみつは永久に不滅です!

すいません、大したルーティンではなくて。

場内説明・・・、だ、大丈夫かっ!?

 元小結・高見盛の振分親方が、審判部に配属されてしばらくが経つ。

審判部に配属されるということは、正面に座り、場内説明する場面があ

ったりする。

どこまで事実なのかわからないが、知的障害や発達障害、アスペルガー

という言葉が「高見盛」で検索すると散見される。

活舌の悪さや近視であることが原因のようだが、場内説明する際に、それらが悪い方向にいか

なきゃいいなと気掛かりであったが・・・。

緊張のあまり、マイクの電源が。

やっぱり、高見盛は高見盛。

現役時代のキャラクターがそのままかぶるなぁ。

どこか憎めなくて、ユニークである。

この生真面目さ、不器用さ、裏表のなさ、素朴さ

これらを集結したのが人気力士・高見盛精彦であり、年寄・振分精彦として引き継がれている。

高見盛風、必死さ一生懸命さがあふれる役回りだ。

人気の相撲みやげ↓↓↓

新入幕・金峰山の活躍を祈念して

 12日から始まる春場所の新入幕は3人。

東15枚目・北青鵬(宮城野)は、元白鵬が部屋継承後の初めての幕内力士。

西14枚目・武将山(藤島)は、元武双山が親方になった藤島部屋所属として初の幕内力士。

東14枚目・金峰山(木瀬)は、カザフスタン出身初の幕内力士となった。

この力士、三段目格付出デビューの実力派ながら、見た目・容姿が相撲取りらしいというのもそうなんだが、愛くるしいというか人懐っこいというか、応援したくなるキャラクターにも見える。ここまで出世が早いので、初場所現在大銀杏が結えてない。

木瀬部屋、次なる新兵器のざんばら髪を今のうちに目に焼き付けておこうではないか。
先物買いとばかりに画像を何枚か貼り付ける。

突き押しメインの四つ相撲・投げ技、何でもござれ。
臨機応変な相撲技にも要注目!

“荒れる春場所”という3月場所の定型句があるが、この金峰山にもチャンスがあるというか、かき回す存在になってほしい。

連続優勝で綱取りを目論む貴景勝を中心とした上位陣を揺るがす存在となれるのか。

カザフスタン初の幕内力士・金峰山 晴樹は、勇躍、浪速の土俵に参上する。

金峰山があなたのお役に↓↓↓

放駒親方に流れる格闘DNA

 現在、年寄・放駒は元関脇玉乃島が18代として受け継いでいる。

2011年11月場所で引退後は年寄「西岩」を襲名し、片男波部屋付きの親方になった。これは現・西岩の元若の里からの借株だったため、2013年5月に空き名跡になっていた「放駒」を取得し、名跡変更した。翌年、同門の松ヶ根部屋に移籍し、同年12月に二所ノ関部屋に改称され、以降は二所ノ関部屋付きとして活動。当時の二所ノ関親方は、“南海の黒豹”こと元大関若嶋津である。

2021年12月、二所ノ関部屋を改称し、継承する形で放駒部屋の師匠に就任した。

部屋発足直後は千葉県船橋市の旧二所ノ関部屋を拠点としていたが、2022年4月に東京都足立区六町に新築され、現在に至る。

総勢8名
関取は、東幕頭8・一山本、西十両7・島津海 の2人となっている。

長い前置きになった。

この放駒親方の父は、プロボクサーであった。
しかも、元日本ジュニアミドル級・ミドル級の2階級制覇チャンピオン。
リングネームはタートル岡部。

笹崎ジム所属というから、あのファイティング原田を筆頭にたこ八郎こと斎藤清作など多くのチャンピオンを輩出した東京都目黒区にある名門老舗ジムである。

重量級の2階級で戦ったDNAは、2人の息子に相撲力士という形で受け継がれた。

1人は、元玉乃島。
1人は、元十両7枚目・玉ノ国。

また、この兄弟の伯父(父の妻の兄)は元大関清國でもある。

力士・玉乃島を引退して、10年以上経過しているが、この間にダイエット・減量をして70㎏も体重を落としたという。このあたりも遺伝子が関係してるのか。

      放駒親方の近影

二所ノ関部屋から改称・継承し、足立区に部屋を新築。一国一城の主となって1年。

春場所を目前にして、愛弟子8人の稽古を見つめる放駒親方の視線は、日増しに鋭さを増している。

放駒部屋と言えば↓↓↓