大の里の断トツの強さで2度目の優勝を果たした。
一夜明けた今日、所属する茨城県阿見町の二所ノ関部屋で会見が行われ「より一層頑張っていきたい」「豪雨被害が発生している故郷・石川県を元気づけたい」などと語ったという。
今場所の大の里を語る上でよく「左おっつけ」が取り上げられた。
元々彼に装備されていたというこのおっつけ。
それが有効に活かされていた2戦を振り返る。
6日目・正代戦
立ち遅れた感のある正代。のど輪で起こされたあと、右差しを試みるも完全にこのおっつけでブロックされ、あっさりと土俵を割った。
10日目・霧島戦
立ち合い変化(奇襲)を仕掛けた霧島。全くものともしない大の里。
その直後の霧島の右下手(1枚)取られていたが、その上からのおっつけで霧島の自由を奪った。
早くも来場所以降のことを想像すれば、この突出した強さ(スピード・圧力・左おっつけ)の総合力に(突き押しにも対応できる)柔軟性を持ち合わせる力士っていないと思う。
(できれば)大関を3~4場所で通過して、相撲界を牽引するぐらいの存在になってほしいと思うのは(現時点で)欲張りすぎか。
まずはゆっくり休んで本場所の疲れを取り除き英気を養い、初心を忘れず稽古に精進してほしいものだ。
昨日の優勝パレードの模様です↓↓↓
2回目の優勝おめでとう!↓↓↓
大相撲/大の里 直筆サイン色紙 & ABEMAシール