埼玉栄高校出身の秋場所期待力士

今日学べ(こんにちまなべ)
「人は誰でも努力と勉強次第でその道の第一人者になれる。」これを日々の教育で実践するため定められた校訓です。「勉強も仕事も、今日のことは今日やる。明日に甘えることなく1日24時間を有効に使い、意義ある人生を送り、二度ない青春を大切にし、感謝する心で日々努力する知能と精神を養う」

相撲部のある名門高校のひとつ、埼玉栄高校の校訓である。

この校訓、人生訓としても応用することができ、分かりやすく平易な言葉であるが、だからこそ困難であり、継続して成し遂げれば大きなものを勝ち得るのではないか。

大関・貴景勝を始め、何人もの力士・関取がこの学校・相撲部で汗を流し、栄光を掴んだ。
本場所中は、多くの関取がこのオレンジ色の化粧廻しを締め、土俵を回る。

~筆者が期待(応援する)2力士~

豪ノ山 登輝 (武隈)
武将山 虎太郎(藤島)

この埼玉栄高校出身2力士に共通しているもの
・20代(若さと負けん気)
・新鋭(武将山は少し外れるかな)
・けれん味のない(徹底した)突き押し相撲

豪ノ山、幕内上位に殴り込みをかけられるか!
武将山、十両で再び逞しさを培ってほしい!

旋風を巻き起こせ!↓↓↓

緊急事態!出動!呼出し・耕平!!

 呼出し・耕平(片男波部屋所属)

先場所(7月)8日目、幕内の取組・霧島‐翠富士戦の途中、廻し待ったになり、この一番を合わせる行司・式守伊之助がその対応に苦慮した。

結びの一番で珍事が起こり、不運が新大関を襲った。土俵の中央で組み、きっ抗する霧島と右四つの翠富士。約50秒がたったところで、立行司の式守伊之助がまわし待ったをかけた。  互いに前のめりの体勢で中断。緩んだ霧島のまわしの後ろに対し、行司と呼び出しが加わって締め直しを試みた。しかし、硬いまわしに2人がかりでも大苦戦。約2分30秒もの中断後、土俵際の投げの打ち合いで霧島は敗れ、横綱不在にもかかわらず座布団が乱れ舞った。(7月17日・デイリースポーツより)

動画がこちら↓↓↓

伊之助も大慌て。慌てふためいて自らの軍配を土俵の上にべったりするわ、どうにもならない状況に。

この時に手を貸したのが、呼出しの耕平(片男波)
元々力士志願者だったが、身長が足りずに呼出しになった経緯があるらしい。
最近(ここ数年)幕内の取組で(東だか西だか)時間いっぱいを迎えた力士に対して汗拭き用のタオルを差し出したり、土俵を(適宜)掃き清めたり、懸賞旗を持って土俵を回ったりなどお馴染みの顔になっている。

行司としての振る舞いが、その時にうまくいかなかったとしても、立行司も人間だ。
段取りがうまくいかない時だってある。

兎にも角にも(中だるみがあったにせよ)取組が成立してよかったです。

実際の軍配はいかがですか↓↓↓

キーワードは「外喜義」と「鳥取城北」

 昨日からの続き・重なる部分があるのだが、二子山部屋・現在唯一の関取が狼雅。
狼雅 外喜義(ろうが ときよし)である。ロシア・トゥヴア共和国初の関取だ。

「外喜義」「鳥取城北」

この狼雅と相撲との接点・きっかけは、14歳でモンゴルへ移住した際に首都・ウランバートルの街中に掲げられていた白鵬杯の看板を見た父親から同大会への出場を勧められ、同大会で2年連続入賞したこと。この活躍がアマチュア相撲の強豪・鳥取城北高校関係者の目に留まり、同校へ相撲留学。
これが、狼雅の人生を大きく変えることになった。

この鳥取城北高校の校長・相撲部総監督が石浦外喜義氏。何を隠そう元前頭の石浦(現・間垣親方)の父である。
指導者としては、四股やすり足を嫌というほど繰り返すなど、基本の稽古の徹底と「しょげない」「おごらない」「あきらめない」の3つの言葉を唱えさせてるとか。
この下の名前を狼雅は去年2022年3月から四股名にしている。
相撲に対する意識や心掛け、魂を忘れないなどを背負って戦うという心意気か。

そんな狼雅の先場所は東十両2枚目で8勝7敗。新十両から5場所連続で勝ち越してはいるものの、(9月場所に)新入幕として番付に据えるには(7月場所の幕内下位陣との星の兼ね合いもあるが)勝ち星の数によるアピール、プッシュが弱いかもしれない。

鳥取城北高校相撲部のOBで、現役力士・主な面々は
横綱・照ノ富士、水戸龍、美ノ海、北青鵬、貴健斗、伯桜鵬、向中野改め天照鵬(てんしょうほう)など。

今日のキーワードの種明かし。

「外喜義」は、アマチュア相撲の強豪・鳥取城北高校の相撲部総監督(名伯楽)であり、間垣親方の実父。現役力士・狼雅(二子山部屋)の下の名前(四股名)

「鳥取城北」は、アマチュア相撲の強者・精鋭達が排出した相撲部のある高校の名称 でございました。

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葛飾区、相撲部屋増加中

 

 大島部屋が10月に(東京都)葛飾区へ移転予定があるらしい。

大島部屋のWikipediaより
「6代による再興以降」の項目、最後部から
2023年(令和5年)10月に葛飾区青戸へ移転する予定となっている。移転先は公有地であるため、移転に先立って今年2月に葛飾区との間で「葛飾区と相撲部屋との連携・協力に関する協定」を、九重部屋、二子山部屋と共に締結している。 とあった。

今の墨田区業平にある部屋は友綱部屋時代から引き続き使用している。
立派な建物・部屋・施設に見えたが、ここは大島部屋への改称(再興)となり、新たな船出を切るというところか。
ちなみに現在の大島部屋は関取が不在である。
部屋頭は元前頭8枚目の旭大星。力士数はこの旭大星を含めた6名と寂しい限りだ。

九重部屋は、おととし2月に葛飾区奥戸へ移転してきた。
先代の九重(元・千代の富士)が自宅を改装して建てた部屋を引き継ぎ、借用する形で(先代の時から)30年近く使ってきた。千代の富士の死後、数年を経て正式に「自分たちの城を持とう・構えよう」と決意・行動はその表れか。

二子山部屋は、同じく2年前の5月場所前にその年の3月場所をもって閉鎖された東関部屋が使用していた葛飾区柴又の施設に移転、現在に至る。
簡単な経緯としては、先代の13代東関・潮丸の死去後、14代・高見盛が1年間の「暫定親方期間」を終えて、東関部屋が消滅する可能性があると報道されたが、
・元々東関部屋の施設は葛飾区の区有地を50年契約で借りていて後継者が必要だったこと
・亡くなった元・潮丸と元・雅山が仲が良く、懇意にしていたこと
・それまで部屋を埼玉県所沢市に構え、国技館まで電車を乗り継いで1時間以上かかっていたため、力士の負担を減らし、稽古環境を整えるためのもの
などを理由に葛飾区への移転を決めた。

相撲部屋の多くが所在する(主に)墨田区や江東区などに、新興勢力として葛飾区の3部屋が挑む形の構図も、何だか面白く興味が湧いてくる。

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蒼国来 どん底経験で培った力士への優しさ

 あの大波3兄弟が所属している荒汐部屋。
現在の親方は元前頭・蒼国来。中国内モンゴル自治区赤峰市出身。
2011年の八百長問題で、当時の蒼国来が関与し認められたと報道され、立場と運命が一変。その後に味わった苦労と辛酸の一部分を書こうと思う。

2011年にこの問題が発覚した時の蒼国来の番付が東前頭16枚目。初土俵から6年ちょっとで関取へ。番付上昇と共に、力士としての花が少しずつ咲き始めてる頃だった。

最終的に蒼国来の八百長関与は認定され、相撲協会の臨時理事会は蒼国来を引退勧告処分。
蒼国来は処分に応じず引退届を提出しなかったため、更に重い解雇処分となった。退職金は満額支給すると表明されるも、蒼国来は受け取らなかった。

裁判に持ち込まれ、すったもんだが始まった。
蒼国来側代理人は当時の放駒理事長が師匠の荒汐親方に、解雇処分後も荒汐部屋で生活する蒼国来を追放するよう命じていたことを暴露なんて話もあったとか?で、まさに泥沼化した。

当時の本場所・国技館前から両国駅ロータリー(国技館寄り)辺りで署名活動がされていた。その主旨は、蒼国来土俵復帰を願うものだった。女性中心の3~4人が「蒼国来の土俵復帰にご署名をお願いしまーす」と訴えかけるような声掛けが心に響くものがあったので、私は快く署名に応じた。

2013年3月に証拠不十分などで、解雇無効判決が下った。
翌月の臨時理事会でもこれを承認。この結果、蒼国来は約2年ぶりに現役力士として復帰することが決定した。相撲協会には離職者の復帰を認めない規定があるが、敗訴を受けて異例の決断に至る。
解雇期間中、トレーニングのし過ぎで足が腫れ、治るまで1ヶ月間トレーニングを中断せざるを得なくなった苦労も報われた。
こういった経緯で同年7月場所の名古屋場所で本場所に復帰。番付は解雇時の地位と同じ西前頭15枚目となった。

その後の活躍は言うまでもない。
技能賞1回に、金星1個(日馬富士に土をつけてみせた)

2020年3月場所後に引退を発表。年寄・荒汐襲名を発表。

荒汐部屋のホームページにこんな記載があった。
入門後5年以上経過した者・頑張った力士が条件だそうだが。

  • 引退後,最長1年を限度として,荒汐部屋での生活を続けることができる(生活環境の一時保証)
  • 希望する就業に必要な,資格や免許の取得について,その費用の一部または全部を荒汐部屋が負担する(修業技能習得機会の保証)
  • 就職希望先への推薦・紹介を,荒汐部屋ならびに関係者が積極的に行う(よりよい就職環境の保証)
  • 就職後も,さまざまな問題等について,荒汐部屋ならびに関係者は,その相談・援助を積極的に行う(生活上の諸サポート)
    というもの。

    自ら味わった苦労から、どうしたら少しでも頑張ってきた力士にメリットを与えられるか考え、識者と話し合った取り決めなのでしょうか。

    ここまで引退後の人生を考えてくれる相撲部屋ってあるんですかね。
    いずれにしろ、「5年」という大きなハードルを乗り越えた力士に当てはまるものだそうです。

    公にしないだけで、これに近い内容のサポートをしてくれる部屋もあるのかもしれませんが。

    どこまでも力士思いで力士ファースト。心やさしい荒汐親方だ。

蒼国来を振り返る↓↓↓