3月場所の最終勝者は大関・大の里。
12勝3敗による優勝決定戦を制して、見事3度目の優勝を飾った。
勝った相撲でも、引きに頼ってギリギリ白星を挙げたりと、勝ち星ほどのいい印象は少なかったが、昨日から今日の決定戦を含めた3番は内容に修正が見られた。
優勝おめでとうございます!

しかし、本日の当ブログではその優勝劇よりも敢闘賞を受賞した2力士、春場所を最後まで盛り上げ、三役上位陣にも大健闘してみせた安青錦と美ノ海をより焦点を当てて振り返りをしようと思う。
まずは、史上2番目に速い初土俵から10場所目で三賞の初受賞を果たした安青錦の楽日の相撲から。
これより三役の直後の王鵬戦に登場した。
関脇から圧力をかけられようとも低い体勢は崩れない。頭をつけて潜って寄りながら、自らの左足を王鵬の右太ももに密着させて裏返す感じで切り返した。
このキャリアでこれをやってのけるのはかなりの高等技術の持ち主だ。
今日で21歳を迎えた若者としては似つかわしくない感じの、真面目で謙虚、稽古熱心で何より相撲をよく知っていると強く思う。
今場所は(今後に必ず活きる)かなり濃厚ないい経験をしたのでは。改めて凄い原石だと感じました。

敢闘賞受賞はもう一人、31歳での初受賞となった(沖縄県出身力士でも初めてらしい)美ノ海はこちらも今日勝てば2ケタに白星到達の東関脇・大栄翔。
(大栄翔の)もろ手突きからかなりのプレッシャーがかかろうとも、右からバチーンと強くいなした。すかさず突っ張りを連射し、押し出した。安青錦と同じく11勝で今場所を終えた。
7勝1敗と絶好調の滑り出しを見せた。終盤に入り尊富士と阿炎に連敗して、疲れてるのかなぁ(今場所は)もう厳しいのかなぐらいに思っていたが、最後に3連勝をやってのけ(13日目以降の)対戦相手も玉鷲・髙安・大栄翔と実力者達をきっちりと沈めてみせた。おととしの11月場所新入幕以来、十両に陥落することなく、幕内9場所目でたどり着いた三賞受賞。来場所も嘉陽(新十両濃厚か)宮城らと「沖縄旋風」を巻き起こしてほしい。
