ブラジル出身の人気力士・魁聖が8月31日、東京・両国国技館で引退会見を行い、年寄・友綱襲名が発表された。
近年はケガに悩まされた。
今年初場所を最後に十両に転落。
次の春場所から三場所続けて負け越し、秋場所の番付は東幕下筆頭となっていた。
2006年7月、のちの魁聖一郎ことリカルド・スガノは、同じくブラジル出身、元十両・若東の黒田吉信さんから友綱部屋を紹介され来日。
同年9月場所初土俵、アマチュア相撲経験と大柄な体格を武器に2010年七月場所新十両、2011年夏場所で新入幕を果たす(10勝5敗で敢闘賞受賞)
途中、右膝靭帯断裂の大ケガを負い十両陥落を経験するも、不屈の闘志で復活。
幕内通算60場所を数える。
思い出の一番として、2018年七月場所の当時大関高安との取組と答えた。
結びで勝ったことが無く、声援の大きさなどがとても心に残ったと当時を振り返る。
通算戦績590勝592敗37休
幕内戦績406勝457敗37休
三賞受賞は敢闘賞3回を数え、最高位は関脇まで上り詰めた(2016年七月場所)
「気が優しくて、力持ち」の言葉がピタリと似合うお相撲さんという感じ。
土俵上の所作(丁寧できちんとしたお辞儀)などが印象深い。
魁聖関、16年間の土俵生活、お疲れ様でした。
ガンバレ、友綱親方↓↓↓