結局、この夏場所を制したのは大の里だった。
三役力士9名中(途中再出場の若元春も含む)休場者5名。
皆勤2大関の最終成績が、琴櫻・11勝4敗、豊昇龍・10勝5敗と地位(肩書き)に対して見劣りする、などなど背景はあったが運も味方につけて栄冠を掴み取った。
・初土俵から所要7場所での史上最速優勝(あの元横綱 輪島が持つ15場所の記録を大幅に更新)
・併せて殊勲賞と技能賞も獲得。新入幕から3場所連続三賞は25年ぶり(この3場所とも)2桁勝利は史上初という一大快挙を成し遂げた。
この大記録を打ち立てた今日・千秋楽の阿炎戦を振り返る。
いつものように阿炎がもろ手突きの攻撃を仕掛けるもほんの一瞬のこと。
ものともしない大の里はわずかに阿炎の左腕をたぐったか、自らに引き寄せ突っ張りを封じ、圧力で押し出した。3秒足らずで優勝を決めたこの一番の動画がこちら↓↓↓
デビュー以来負け越し知らず。
アマチュア実績、幕下上位付出からのプロスタートなどから伯桜鵬と何かと比較対象にされていた向きがあったが ※厳密には大の里が2場所あとの入門。
今は立場・注目度が全く逆転。幕内上位を揺るがし、相撲界の顔となったとも言えるだろう。
天下を取るまであと2つ。
相撲界のモンスターにどんな未来が待ち受けて、自ら道を切り拓くのか。
優勝おめでとうございます!!↓↓↓
令和5年大相撲、 平幕『大の里』関、手形、サイン、 (真筆、肉筆)色紙