独自の視点で、初日期待の3番!

 明日から始まる大相撲夏場所。

巷では霧馬山と大栄翔の大関獲り、照ノ富士の復調具合、北の富士氏2場所連続解説休場、等々いろいろ語られているが、今日は私独自の視点で「初日」の楽しみな3番を上げようと思う(十両以下になってしまった)

~悔しさを力に変えて

十両最後の一番では、先場所好成績を収めながら番付運に恵まれず、新入幕入りを果たせなかった2人、東西の筆頭同士の豪ノ山湘南乃海の一戦がある。
先場所、十両優勝を遂げたあの逸ノ城に土をつけた豪ノ山。 片や
先場所、朝乃山に投げの打ち合いで顔に擦り傷を負わせ大善戦した湘南乃海。
メキメキと力をつけてきた2人が、初日に激突する。

~令和の怪物、十両2場所目~

十両8枚目同士は熱海富士落合
人気力士・静岡県熱海市出身の熱海富士に「令和の怪物」の対戦。
先場所・初顔で熱海富士が土俵際の突き落としで勝っているが、2回目の対戦はどちらに軍配があがるのか。

~大の里、デビュー戦~

更に幕下の取組からは、昨年のアマチュア横綱で幕下10枚目付出・大の里(二所ノ関)の「デビュー戦」が組まれている。
対戦相手は東幕下11枚目の石崎(高砂)
こちらもただ者ではない。大の里と同じ日体大出身の2学年先輩。
三段目付出で初土俵後、着々と勝ち越しを重ね、一時は西幕下筆頭まで躍り出た実力者が「刺客」として襲いかかる。

※他にも幕下筆頭同士の紫雷(木瀬)ー川副(宮城野)、高橋(二所ノ関)ー峰刃(錣山)
などが楽しみだな。

将来、大成する力士2人の手形入りサインです↓↓↓

尾車部屋発・豪風行き3力士の現在地

 年寄・押尾川、現在は元関脇・豪風が所有していて、去年(2022年)2月に独立。

同じく昨年4月に墨田区文花に新築した部屋も完成し、豪風の代になってからは、まだ産声を上げたばかりの部屋である。

それに伴い、豪風が現役時代に所属していた尾車部屋の師匠(元大関・琴風)の停年も重なり、矢後天風飛燕力の3力士も移籍・転属してきた。

矢後と天風は元幕内、飛燕力は最高位幕下29枚目ながら、40歳。149場所を戦い抜いてきた大ベテラン。

今場所は、どの辺りに番付されているのかなと調べてみた。
各力士の最初(左側)に書いたのが、今場所(最新)の番付である。

矢後 太規(やご たかのり)

西幕下17枚目 最高位・西前頭10枚目。


アマチュア横綱のタイトルを手に、同じ中央大学出身の豪風(現・師匠)が所属している尾車部屋に入門(2017年5月場所・幕下15枚目格付出)




同年9月場所、3場所目で新十両。2場所で幕下へ逆戻りとなったが、その場所で(東幕下筆頭)5勝2敗と勝ち越し、1場所で十両へ復帰。

そこから丸2年、13場所に渡って関取の座を維持してきたが、やはり膝のけがに苦しんだようである(これ溯ると中学時代に両膝の靱帯、左半月板を痛めた過去があるらしい)
2021年から現在までは十両9場所、幕下5場所を務めた。

ゲン直しで飲みに行ってストレスを発散するようなタイプではなく「冗談のひとつも言わない堅物」とのこと。

今年初場所千秋楽、宮城野部屋のホープ川副と対戦した動画がある。

矢後太規28歳、本領発揮はまだこれからだと見ている。

天風 健人(あまかぜ けんと)

東三段目26枚目 最高位・東前頭13枚目。
香川県仲多度郡琴平町出身。

小学校入学前から柔道を始め、数々の実績を上げる。
中学2年次には四国中学総体で優勝したことで尾車部屋関係者の目に留まり、師匠(元大関・琴風)が自らスカウトしに赴いた。

入門後、長い下積みにも挫けず8年かけて新十両。
その場所で10勝を上げ、十両優勝を争う活躍を見せた。

2016年7月場所では、初日から5連勝。その後も連敗することなく白星を積み重ね、14日目に臥牙丸に勝って12勝目をあげ、初の十両優勝が決定。最終成績は13勝2敗。

翌場所、新入幕を遂げるが5勝10敗で負け越した。現在、天風の幕内在位はこの1場所のみである。ここから負け越しが続き、2018年5月場所に幕下に陥落。
その後、右膝の関節が外れるという大けがの影響で2018年9月場所から3場所連続で全休した。

愛称として、本名(下の名前)の「ケント」と「讃岐の口車」とあった。
これは、角界随一の口達者であることから師匠の尾車からつけられた異名だそうだ(笑)

飛燕力 敬介(ひえんりき けいすけ)

西序二段12枚目 最高位・西幕下29枚目

最後を飾るのが40歳の大ベテラン力士、飛燕力である。

1998年3月場所で(元大関・大麒麟師匠の)押尾川部屋から初土俵を踏む。同期には追風海、玉乃島、北太樹、玉飛鳥らの豪華メンバー。

1999年7月場所は6勝1敗の好成績で(序ノ口)優勝決定戦に進出しているが敗退。

序二段生活が長く続く中、2005年3月場所限りで押尾川部屋が閉鎖された後は、一門の尾車部屋に移籍する。

2008年からは、三段目に定着。
チャンスが訪れたのは、2014年7月場所。この場所の13日目には、6戦全勝同士の取組として、初土俵以来土付かずの20連勝だった安彦(後の剣翔)を突き落としに破り、初土俵から98場所目にして初の各段優勝となる自身初の三段目優勝を飾った。

翌9月場所に99場所目にして初の幕下昇進を果たした。この場所は1勝6敗の成績で、1場所では三段目に陥落。
2018年5月場所は、2番目の相撲で右膝靭帯断裂の大けがをしたため途中休場となった。初土俵以来初の休場で連続出場も834で止まった。
以降は、三段目と序二段の往復が続いている現状である。

2022年1月場所後、相撲協会の定例理事会で、尾車部屋が閉鎖されることと、押尾川部屋を新設することが承認され、自身は押尾川部屋へ転籍することになった。所属部屋が押尾川部屋に戻るのは、旧押尾川部屋が閉鎖されて以来17年ぶりとなった。

2度の部屋転籍を経験している稀有な力士だ。

レアもの。尾車部屋バスタオル↓↓↓

東大卒力士奮闘記

 史上初の東大生力士として話題をさらった須山(木瀬)、夏場所は三段目に昇格して、東73枚目に番付された。

身長181cm・体重110㎏と相撲協会公式サイトには記載(体重がわずかに増えたか)

ちょうど1年前の5月場所に、前相撲でデビューしたので丸1年・7場所目を迎えた。

その間にきちんと大学を卒業されて、晴れて「専属力士」となりました、立派!

力士としても、去年11月場所に残念ながら3勝4敗の負け越しを記録したが、それ以外の場所は全て勝ち越し。コツコツと番付を上げてきた。

東大相撲部では主将も務めた須山。

所属する木瀬部屋には、多数の関取と関取経験者がいる。

そういった環境下で厳しくも充実した稽古ができてるのだろう。

学歴など一切関係のない世界に飛び込み、ゼロから這い上がる姿勢に好感が持てる。
相撲に対してとても真摯でひたむきに取り組んでるとか。

動画は先場所5日目・颯雅(そうが・二子山)戦

懸命な寄りの中にも、途中2回ほど相手の上手を切りにいく動きがあり、タイミングや切り方の動作はなかなかのものに感じた。

夏場所もこの力士から目が離せない。

同部屋・関取、宇良の手形入りサイン色紙です↓↓↓

 

式秀・序ノ口4戦士

 珍名力士・個性派のお相撲さんが多く所属している式秀部屋の所属力士は現在18人。うち序ノ口力士は4人。

この4人を年代別に別ければ
40代 2人  10代と20代が1人ずつ

番付順に紹介すれば

東筆頭 潮来桜 弘四郎 (いたこざくら こうしろう)

生年月日 昭和53年10月2日(44歳)
初土俵  1994年3月場所の大ベテラン
力士在位 173場所 (序二段130場所・序ノ口42場所・前相撲1場所)
最高位  東序二段19枚目
通算成績 499勝695敗12休
茨城県土浦市出身 
四股名は茨城つながりか。 

西二枚目 澤勇 智和 (さわいさむ ともかず)

生年月日 昭和52年2月7日(46歳)
初土俵  1992年7月場所のこちらも大ベテラン
力士在位 174場所 (序二段48場所・序ノ口123場所・前相撲3場所)※ケガによる番付外9場所あり
最高位  東序二段53枚目
通算成績 391勝784敗24休
東京都品川区出身 
※序ノ口連続在位33場所目(前相撲と感染症拡大により中止の1場所ずつ除く)
※一時期、アイドル・嗣永桃子のファンであることから「桃智桜」(ももちざくら)と名乗っていた時期がある(4年程度)

西四枚目 小山桜 龍我 (おやまざくら りょうが)

生年月日 平成18年8月15日(16歳)
初土俵  令和4年3月
力士在位 6場所(序二段1場所・序ノ口5場所)※番付外1場所(ここからスタートを切ったことになっている、力士情報の表記によれば。まぁ、同じ意味か)
最高位  西序二段 47枚目
通算成績 14勝17敗11休
茨城県龍ケ崎市出身 
本名:小山 龍我 なので、四股名は師匠の「桜」を真ん中につけた形になる。

西六枚目 黎大丸 高信(れおんまる たかのぶ)

生年月日 平成11年8月2日(23歳)
初土俵  平成28年3月
力士在位 34場所(序二段27場所・序ノ口6場所/・前相撲1場所)※ケガによる番付外8場所あり
最高位  序二段 12枚目
通算成績 90勝96敗45休
千葉県我孫子市出身 
本名:高信 黎大 なので、四股名は本名を逆にして、現在の体重が185㎏あるそうなので、「丸」をつけたか。

となっている。

夏場所の序ノ口力士数は(東23枚目までの)45人。

式秀部屋は伊勢ケ濱部屋と並び、4人序ノ口に番付されている。

40代のお二人に関して言えば、「好き」を越えた領域にいるのでしょうか。
ただただすごいです。

10代と20代の力士に2人に関しては、(力士としての)将来はまだまだありそうですが、ケガで苦労している様子です(特に黎大丸)

茨城県にある相撲部屋は何も二所ノ関部屋だけではない。

部屋としての規模の違い、アマチュア経験を積んだ有力力士が所属している訳ではないが、部屋単位全員で勢いに乗ってほしい!

見せてくれ、式秀魂!!

定番・相撲チョコレート↓↓↓

「旭大星、逆襲中」

 旭大星がジワジワと復活ののろしを上げている。

おととし(2021年)の左膝の大ケガにより、最終的には序ノ口まで番付を落とした旭大星(大島)が、最新の番付発表で東三段目3枚目と発表された。

幕内経験者の序ノ口陥落は、史上4人目の記録になるほどのケガを負ってしまい、一時はどうなるものか(引退してしまうのかと)正直思ったこともあったが、去年九州場所から復活後、3場所連続6勝1敗の好成績を上げて、ここまで戻ってきた。

(発表された)前後10枚ぐらいを見渡すと、関取経験者を当然ちらほら見掛ける。
鳰の湖、慶天海、朝弁慶あたりか。

勝手なファン目線で言えば(優勝するに越したことはないが)5~6勝は期待したい。

最高位:西前頭8枚目
関取在位:38場所を誇った旭大星は、来たる夏場所でも劇的な復活劇を見せてくれるであろうと共に、そう祈り願っているいる私がいる。

実際の廻しです↓↓↓