東大卒力士・須山がピンチ!

 東大初の力士で、今場所三段目に昇進した東73枚目・須山(木瀬)が上手投げで3敗目を喫した。西同77枚目・吉野(二子山)に立ち合いからプランが狂った。「押すイメージだった」が、組んで左四つがっぷりになった。動いて体を入れ替えられると、右上手を切られた。最後は土俵際で投げられた。「左四つは悪くなかったんですが…。相手の得意な形になってしまった。悔しい」と唇をかんだ。  
連敗で黒星が先行した。「やることは変わらない。でも今日も相撲を取るまでの気持ちの持ち方は悪くなかった。集中したい」と前を向いた。初挑戦の三段目は「当たっている感じは負けていない」と手応えはあるだけに、連勝での勝ち越しは諦めない。(スポーツ報知より)

初の三段目、2勝3敗となりましたね。
風向きが(ここまでは)よくありません。

キーワードは「諦めない」
受験勉強と同じことが言えるんですかね。

変わらず応援してますよ!

相撲ファン垂涎ものです↓↓↓

9日目の猛者達

 対戦前から興味をそそる取組が目白押しの9日目。
今日は優勝争いにおいて大きな変化があった。
筆者目線で「強い」とか「力」を感じた5番を集めた。
(紹介する順番は)結びから十両に下っていく感じで。
あくまで筆者目線です。

~照ノ富士-明生~

休場明けここまで負けなし、8連勝で一気に勝ち越しを決めた横綱・照ノ富士。
対して、ここ2場所5勝止まり。今場所復調の兆し7勝1敗の東6枚目の明生。

左からかち上げ気味の立ち合い。右へ右へいなして右下手明生。左手添えながら出し投げ打つ明生。動きを止めず、最後はもろ差しから寄り切った。明生、見事初金星!
今の照ノ富士に勝つには、こういう横の動きを多用して崩しにかかるというか、そのお手本のような取り口だと思った。もっともっと場所を盛り上げてほしい存在だ。

~正代-翠富士~

積極的に前に相撲を続け、負けてもなお強しの今場所の正代。
対するは、5連敗のあと3連勝で星勘定を戻してきた翠富士(先場所の立役者)

低く当たる翠富士。もろ差しになるも、それを極めてかかる正代。翠富士、一旦は左差しを(極め)から抜くも、正代は強引に根こそぐように極め出した。
正代は上位陣との対戦は終えていて、今日から下位力士との戦いが始まっているが、どこまで星を伸ばしてくるか楽しみである。

~朝乃山-竜電~

「朝乃山、復活への道」
東前頭14枚目で迎えた今場所は7連勝で始まり、昨日北青鵬に惜敗した。
勝ち越しかけた竜電との一番。

鋭い当たりから右差しの朝乃山、竜電、頭をつけて両まわし、巻き替えながら寄って出た朝乃山が圧力で寄り倒した。2年ぶりの幕内勝ち越し決める。明日は2敗で好調の平戸海。

~豪ノ山-天空海~

今場所の豪ノ山が力強い。風格が備わってきたかのようだ。中日・8日目で早くも勝ち越しを決め、9日目の今日は天空海(立浪)戦。(動画・3分30秒すぎに立ち合い⇩)

https://www.youtube.com/watch?v=p7K5Wfa_ogI&t=70s

低い立ち合いから、一気の出足・電車道。
今日も強かった、文句なし!この隙のない相撲に負けるイメージが湧いてこない。
明日は楽しみ、2敗の熱海富士戦。

~落合-英乃海~

今場所も「怪物」ぶりを随所に発揮している。
スピードが違う、キレが違う。相撲勘・勝負勘が良く、技が多彩。
無限に出てくる、落合の力士力(りきしりょく)
初日から左肩にテーピングを施しながら、レベルの違いとも言うような強さを見せつけている。9連勝なるか、英乃海戦。

頭から強い当たりの落合、左おっつけながら出る落合。
英乃海の逆襲に遭うも、くるりと回る。回ったところをここぞとばかりに英乃海はつけ込んだが、上体が伸びてしまい力が伝わらなくなり、(落合の)突き落としが決まった。
あの体勢で勝ちを拾える・掴める落合は、ここ一番の勝負運をも持ち合わせる怪物なのか。
明日の対戦相手は武将山(藤島)

9日目を終えた大相撲夏場所、優勝争いは
幕内 1敗 照ノ富士・明生・朝乃山
十両 全勝 豪ノ山・落合
となっている。

特に幕内。
最後に栄冠を手にするのは、全くわからなくなってきたな。
うん、面白い。

正代関を思い浮かべながら小銭を貯めましょう↓↓↓


大栄翔・若元春・朝乃山の完勝劇・2日目

更新がだいぶ遅くなりました。
2日目です。

~俺も大関候補だ~

大関候補は何も霧馬山だけではない。
この男も勝ち星次第ではと言われている大栄翔。
今日は宇良戦。

のど輪、のど輪で上体起こして押し出し。
連勝スタート。 表情からも気迫・やる気・充実感が見て取れた。

~若元春のやんちゃ封じ~

覚醒の感がある、大波三兄弟の次男・若元春。
今日はクセ者・人気者、翔猿との対戦。

下から突き上げるかのような立ち合いの若元春が、続けてもろ手突きで突き倒し。
翔猿の細かい技・揺さぶり・間合いを完全に封じ込めた完勝だった、見事!

~朝乃山、ベテラン実力者を圧倒~

元大関が幕内に帰ってきて2場所目。
今日はしぶといベテラン、妙義龍との一戦。

右差しから左上手、万全の体勢で寄り切りで文句なしの相撲だ!
気が早いが上位戦を見てみたい!


※貴景勝、ここは無理をせず来場所関脇からの10勝以上での大関復帰に路線変更・シフトチェンジをした方がいいのでは。何ていうか「惨劇」を見てるのがつらくなってきましたね。

現地観戦してきました。
2階席はまぁ、外国人の方が多かったです。
個人的には(今場所は)焼鳥を買えました。
ちゃんこも食べて大満足でしたよ。

大栄翔関、手形入りサイン色紙です↓↓↓



独自の視点で、初日期待の3番!

 明日から始まる大相撲夏場所。

巷では霧馬山と大栄翔の大関獲り、照ノ富士の復調具合、北の富士氏2場所連続解説休場、等々いろいろ語られているが、今日は私独自の視点で「初日」の楽しみな3番を上げようと思う(十両以下になってしまった)

~悔しさを力に変えて

十両最後の一番では、先場所好成績を収めながら番付運に恵まれず、新入幕入りを果たせなかった2人、東西の筆頭同士の豪ノ山湘南乃海の一戦がある。
先場所、十両優勝を遂げたあの逸ノ城に土をつけた豪ノ山。 片や
先場所、朝乃山に投げの打ち合いで顔に擦り傷を負わせ大善戦した湘南乃海。
メキメキと力をつけてきた2人が、初日に激突する。

~令和の怪物、十両2場所目~

十両8枚目同士は熱海富士落合
人気力士・静岡県熱海市出身の熱海富士に「令和の怪物」の対戦。
先場所・初顔で熱海富士が土俵際の突き落としで勝っているが、2回目の対戦はどちらに軍配があがるのか。

~大の里、デビュー戦~

更に幕下の取組からは、昨年のアマチュア横綱で幕下10枚目付出・大の里(二所ノ関)の「デビュー戦」が組まれている。
対戦相手は東幕下11枚目の石崎(高砂)
こちらもただ者ではない。大の里と同じ日体大出身の2学年先輩。
三段目付出で初土俵後、着々と勝ち越しを重ね、一時は西幕下筆頭まで躍り出た実力者が「刺客」として襲いかかる。

※他にも幕下筆頭同士の紫雷(木瀬)ー川副(宮城野)、高橋(二所ノ関)ー峰刃(錣山)
などが楽しみだな。

将来、大成する力士2人の手形入りサインです↓↓↓