大関経験者で東十両5枚目の栃ノ心(35=春日野)が夏場所6日目の19日、引退届を提出し、17年間の力士人生に別れを告げた。国技館で会見し、「2023年5月19日、引退することを決めました。これまで、皆さん、ありがとうございました。1月場所でケガして、そこから自分の相撲が取れなかった。今場所も、乗り越えられると思っていたけど、残念です」と無念さを募らせた。
けがに泣いた。1月の初場所4日目に左肩を脱臼、途中休場。十両に陥落した春場所は5勝10敗。徐々に番付を下げる中、今場所は現時点で5戦全敗と悔しい内容が続いた。左腕に思うように力が入らず、生命線の左上手を引けない状況。「こんな相撲を取っていて恥ずかしい。お客さんに申し訳ない」などと唇をかみしめていた。(日刊スポーツより)
今場所は一方的な内容での負けが目立っており、正直、厳しいかな難しいかなと思っていたのですが、この決断に至ったのですかね。
親方になるための日本国籍は取得しておらず、協会には残らないそうです(残念)
2018年1月場所の幕内優勝を遂げた松鳳山戦です。
実直さが伝わってくる引退ごあいさつがこちら。
通算成績:681勝615敗106休(102場所)
幕内最高優勝:1回
殊勲賞:2回 敢闘賞:6回 技能賞:3回
金星:2個 (日馬富士と稀勢の里から各1個)
ジョージア出身の力士としては、一番の出世頭になり大関まで登り詰めた栃ノ心。
17年間の土俵生活、本当にお疲れ様でした。
栃ノ心ファン垂涎もの↓↓↓