独自の視点で、初日期待の3番!

 明日から始まる大相撲夏場所。

巷では霧馬山と大栄翔の大関獲り、照ノ富士の復調具合、北の富士氏2場所連続解説休場、等々いろいろ語られているが、今日は私独自の視点で「初日」の楽しみな3番を上げようと思う(十両以下になってしまった)

~悔しさを力に変えて

十両最後の一番では、先場所好成績を収めながら番付運に恵まれず、新入幕入りを果たせなかった2人、東西の筆頭同士の豪ノ山湘南乃海の一戦がある。
先場所、十両優勝を遂げたあの逸ノ城に土をつけた豪ノ山。 片や
先場所、朝乃山に投げの打ち合いで顔に擦り傷を負わせ大善戦した湘南乃海。
メキメキと力をつけてきた2人が、初日に激突する。

~令和の怪物、十両2場所目~

十両8枚目同士は熱海富士落合
人気力士・静岡県熱海市出身の熱海富士に「令和の怪物」の対戦。
先場所・初顔で熱海富士が土俵際の突き落としで勝っているが、2回目の対戦はどちらに軍配があがるのか。

~大の里、デビュー戦~

更に幕下の取組からは、昨年のアマチュア横綱で幕下10枚目付出・大の里(二所ノ関)の「デビュー戦」が組まれている。
対戦相手は東幕下11枚目の石崎(高砂)
こちらもただ者ではない。大の里と同じ日体大出身の2学年先輩。
三段目付出で初土俵後、着々と勝ち越しを重ね、一時は西幕下筆頭まで躍り出た実力者が「刺客」として襲いかかる。

※他にも幕下筆頭同士の紫雷(木瀬)ー川副(宮城野)、高橋(二所ノ関)ー峰刃(錣山)
などが楽しみだな。

将来、大成する力士2人の手形入りサインです↓↓↓

東大卒力士奮闘記

 史上初の東大生力士として話題をさらった須山(木瀬)、夏場所は三段目に昇格して、東73枚目に番付された。

身長181cm・体重110㎏と相撲協会公式サイトには記載(体重がわずかに増えたか)

ちょうど1年前の5月場所に、前相撲でデビューしたので丸1年・7場所目を迎えた。

その間にきちんと大学を卒業されて、晴れて「専属力士」となりました、立派!

力士としても、去年11月場所に残念ながら3勝4敗の負け越しを記録したが、それ以外の場所は全て勝ち越し。コツコツと番付を上げてきた。

東大相撲部では主将も務めた須山。

所属する木瀬部屋には、多数の関取と関取経験者がいる。

そういった環境下で厳しくも充実した稽古ができてるのだろう。

学歴など一切関係のない世界に飛び込み、ゼロから這い上がる姿勢に好感が持てる。
相撲に対してとても真摯でひたむきに取り組んでるとか。

動画は先場所5日目・颯雅(そうが・二子山)戦

懸命な寄りの中にも、途中2回ほど相手の上手を切りにいく動きがあり、タイミングや切り方の動作はなかなかのものに感じた。

夏場所もこの力士から目が離せない。

同部屋・関取、宇良の手形入りサイン色紙です↓↓↓