万全の霧島と神の領域・炎鵬 2026夏場所5日目

 3名の横綱大関が休場、もしくは途中休場。
今場所の霧島鐵力は、そんな中で大関復帰という背景にプラス、場所のけん引役という重荷を背負わされている。
さて、今日の相撲は。
霧島、やや右のかちあげを含ませた立ち合いか?平戸海引いた。ここを突き放し相手を後退させ、左差しからのすくい投げ!迷わず前に出て、勝負を決めた。
万全の相撲とメンタルで、中盤以降も主軸として居続けられるか。

勇敢すぎる藤ノ川は今場所も(熱海富士に)思い切り張り手をかましたが、朔太郎も強引に巻き込んでうるさい小兵を捕まえた。がっちり左上手に巨体を吸いつけて、寄り倒し。
勝利した熱海富士の表情は、若干、仏頂面だった。

勝利へ進め豪ノ山!
5日目の今日は、元大関・正代をのど輪のど輪で追い込み、苦し紛れの引きを誘い出して押し出し。
4勝1敗で序盤を終えている。

炎鵬、玉正鳳に引かれても突っ張られてもかいくぐり、機敏な出足で押し出した。
5連勝と土つかずだが、炎鵬の全力相撲は勝敗を超えた神の領域まで達しているか。

藤島の両雄(藤星雲と藤凌駕)が共に4勝1敗で新風を吹き込んでいる。

頼むぞ、霧島!! 2026夏場所4日目

 地位と星勘定からすると大関・霧島に託すしかないか、この現状の引き締めを。

一山本が頭をつけて前に出るも、霧島は相手の動きをよく見ていた。押し込まれてはいたが、絶体絶命レベルまでにはなかったように見えたがどうだろうか、大関復帰場所4連勝で5日目に向かう。

今日の琴櫻は良かった。新鋭・義ノ富士を圧倒、大関らしさを見せた一番だった。
ここから巻き返しなるか、明日は霧島を追い込んだ一山本。

必死・懸命な土俵が続く伯乃富士。
もろ差しが入った伯乃富士をギューッと極める朝白龍。これを堪えた伯乃富士。内掛けから投げで崩して寄り切った。

最後に今日の炎鵬感動物語。
新十両の大花竜に対して、頭を付けて出方をうかがい、投げで崩して、見事とったりを決めてみせた。少し時間をかけて丁寧に決着。
十両の4連勝はこの炎鵬を含めて5名となっている。

藤ノ川、善戦実らず 2026夏場所3日目

 大関復帰の霧島に新進気鋭の藤ノ川。
この好取組、藤ノ川がどこまで抵抗できるか、攻勢を仕掛けられるか…、と思って振り返ってみた。
大関・霧島が藤ノ川の突き押しをすぐに吸収し、捕まえた。
外四つではあったが、極めて寄った際に藤ノ川の足が出ていた。
(行司・勝負審判は)ここを見逃してしまい、相撲(余興)が続いてしまう形になったが、寄り切りで霧島の勝ち。
スピードと駆け引きでもう少し(藤ノ川が)対抗できるかなと思ったが、そうはうまくいかなかった。

炎鵬感動物語・3日目は、幕下の貴健斗戦。
立ち合い(変則気味に)フワッと立った(炎鵬)粘り強く下から攻め続ける。
最後は頭をつけて、体を預けるように押し出した。
一日一番精神で3連勝、明日は大花龍戦。
本当によくやっている。

両関脇に初日(片目があいた)
熱海富士は王鵬の引きに乗じて一気の押し出し(この一勝が転機となってほしい)
琴勝峰は一山本に頭を付けられ、しばらく苦しい体勢を強いられるも、土俵際のすくい投げで豪快に転がした。

・旭富士(東三段目6枚目)、一気の押し出しでプロ入り(負けなしの)16連勝。
・その直後に登場の山藤(出羽海・76㎏)は、隠岐の浜(八角)に小手投げで敗れている。

旭富士、インパクトのある写真(顔立ち)である↓↓

史上最〇の序ノ口決戦 2026夏場所2日目

 やっぱり豊昇龍は休場した。 
敗戦後の振る舞いを見れば、どうしたって今日の出場は考えられなかった。

屋台骨3本(安青錦を入れて)の欠損は痛すぎる。

じゃぁ、他の顔ぶれ(大関)はどうだったか(結果を確認したら)

霧島は義ノ富士の抵抗に合ったが主導権は渡さなかった(連勝)
琴櫻は受け身で腰高、いいところなく連敗。

ならばと、今日の結果を深く深く追ってみた。
序ノ口に森麗‐潮来桜というレジェンド2人の取組があったので、そこに焦点を当てる。

失礼ながらこの両者、序ノ口の常連。
森麗(38歳)に潮来桜(47歳)、角界には勝ち負けを超えて欠かせない存在になっている。
森麗のマゲ姿、前頭部はかなり毛髪が怪しい。床山の苦労も半端ではないだろう。

とにかく動画を貼り付ける。

普段の十両以上の相撲を見慣れてる身としては、レベルの違いは大幅に認めるとしても、やっぱり動きが緩慢だ。
潮来桜にいなされ、残せる足腰もなく突き落としにてあえなく完敗したのであった。

しかし、この顔ぶれの対戦成績は12勝6敗で森麗がリードしているとか。

今まで通り、前を見続けるであろう森麗、いや両者に惜しみない声援を送り続けたい。

豊昇龍の体たらくと炎鵬感動物語 2026夏場所初日

 横綱・大の里と大関・安青錦が初日より休場。
大黒柱2名が抜け、横綱・豊昇龍にはおのずと責任と注目という名の重圧(しわ寄せ)が自然とかかる。

しかし、結びの一番(髙安戦)で早くも醜態をさらした。
髙安のもろ手突きをかいくぐって巻き替えにいくも、頭を抑えられながら上手投げを決められ、土俵中央にバッタリ。
しばらく立ち上がれず、足を引きずりながら退場。途中で引き返しきて、どうしたのかと思ったら土俵に一礼。その後は付き人と新米若者頭・千代丸らに支えられて退場。奥の廊下で車椅子に座って搬送されるという始末。
もはや、この夏場所は2日目から横綱がいなくなるのか!?
ここまでケガの続報が聞こえてこない。

大関復帰の霧島は落ち着いて隆の勝を叩き込んだが、琴櫻がいただけなかった。というより、藤ノ川が良かった。右に左によく動き、的確に押し、突き出し。意識・集中力・気合、要するにメンタルでも上回っていたと感じた。
現在3場所連続勝ち越し中、今場所も話題を振りまくか。

幕内上位再登場の豪ノ山(西4枚目)
出足と馬力で元春を押し出し。先場所中盤まで9勝1敗の活躍(快進撃)は今場所も見られるか。

史上初の偉業、幕内から序ノ口に転落ののち、関取に返り咲いた炎鵬の復帰初戦。
栃大海を相手に押し出した。
「最高ですね。つくづく今日までやってきてよかったと思う」
成し遂げた本人にしか言えない心境を取組後の談話として残してくれたようである。
少し体重が増えたらしい、肉付きがよくなったように見えた。