安治川部屋、夏場所

元関脇・安美錦が興した「安治川部屋」
今場所(5月)で3場所目を迎えた。

まずは、部屋成績(3力士)の今場所

安櫻(あんざくら) 東序二段20枚目  0勝7敗
安強羅(あごうら) 西序二段107枚目 5勝2敗
十河(そごう)   西序ノ口16枚目  7休

とあった。
安櫻は親方(安美錦)の甥で、華々しくデビューしたが、先場所6勝1敗と大きく勝ち越したが、今場所は一転して、7戦全敗。どこか痛めたのか、ケガにつながるようなことがあったのか。あるいは去年11月に前相撲を迎える1週間前の稽古で痛めた膝の調子が思わしくないのか。心配である。

安強羅、初の序二段の場所で見事5勝を挙げた。
ブラジル国籍の両親を持ち、名古屋経済大ラグビー部出身という異色の経歴の23歳である。

十河は、残念ながら引退を決めた模様だ。
16歳、大いなる可能性・様々な選択肢が待ち受けている。活躍を祈りたい。

~新弟子入門~

うれしい知らせもある。アマチュア上がりの新弟子が入門してきた。
鈴木大和改め安大翔(あんおおしょう)である。
三本木農高(現三農恵拓高)出身で、全国大会個人8強の実績を持つ。
趣味は、ギターとウクレレ
本人の画像です(はっきりとわかりにくいが)

また、呼出もデビューしました。安希隆(あきたか)です。
福岡県出身の16歳。

有望力士の入門、着々と勢力を伸ばし、安治川部屋は7月・名古屋場所に向かって前を向く。

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更に輝け、豪ノ山!

夏場所十両優勝は決定戦の末、豪ノ山が落合に付け入る隙を与えず、一気に押し出した。
14勝1敗、極めてハイレベルの文句のない優勝。
この覚醒って何だろう。
先場所(春場所)東6枚目で11勝を挙げ、星勘定からすると新入幕を期待されたが、番付運に恵まれず、東筆頭に据え置かれた。本人も悔しい気持ち今場所(夏場所)に期する気持ちもあったろう。

今場所の十両優勝につながった、圧勝劇3番を集めました。

11日目・落合戦

14日目・玉正鳳戦

優勝決定戦・落合戦

といった4番であった。
持ち味の突き押し相撲と、今場所はここに「魂」が入っていたように見えた。
10日目・熱海富士戦で足を痛めた様子があったが、そんな不安・憂鬱なども気合で吹き飛ばし、十両優勝を遂げて新入幕が確実。

アマチュア(中央大学)から鳴り物入りで三段目100枚目格付出デビュー。
元大関・豪栄道が師匠の武隈部屋の部屋頭。

豪ノ山 登輝(ごうのやま とうき)
この四股名・フルネームには「強く山を登って輝く」という意味が込められてるそうだ。
来場所は「幕内」という山に登って、更なる輝きを放ってほしい。

豪ノ山関の色紙です↓↓↓